今回の、国分くんのゴシップでは何があったのか?などまだ不明なことは多いのですが、
ネットで流れてくる情報がどうしても耳に入ってくる。
これらは全て、聞いた話…になってしまうが、”鵜呑みにしない”ということに気をつけながら状況を見ている。
そんな中で、私は、出来事のパーツが気になってしまう。
今日は、そんな気になるところについて書いておこうと思う。
松岡くん。
実は昔、TOKIOが全盛?だった頃から、松岡くんがあまり好きではなかった。
なぜかというと、熱血的でそこが面白くなくて、馴染めなかったから。
それに比べて、国分くん、山口くん、長瀬くんは芸能人的なキャラがあって親和性があった。
まあ、リーダーもなんでこの人がアイドルグループなんだろう?と感じていたのはおいておいて。
しかし、今回のことでは、当事者の国分くんが姿を見せず、何も言わないまま逃げ隠れてしまった感があるのに対して、
リーダーと松岡くんは、クライアントのところへ出向いて謝罪をしたり、松岡くんはマスコミ対応みしていたようだ。
まあ、本当はこれが当然なのだけど、これだけでも見直した部分があった。
実は、松岡くんはここ5年くらいで、TVを見ていて(TOKIOの番組)ちょっと見方が変わっていた。
暑苦しい男…というあまり好きではないキャラだったのだけど、熱さや律儀さが次第に伝わっていた。
いつしか、真面目で実直な人…というイメージがついてきていた。
だから、聞いた話だけだと松岡くんはポイントが高い。
しかし、勘繰ると、やらかしと本人ではないということで、メンバーの代わりに謝る…というのは、対面上自分の責任ではないので実は謝りやすい。
むしろ”被害者”と見てもらえるかもしれない。
まあだから、当の本人がめちゃくちゃ出にくいことを考えると、メンバーの対応はそれに比べると難易度はかなり低い。
国分くんの状況。
それにくらべて、当事者の国分くんは大変だ。
最近は特に、ネット民という膨大な敵?を相手にしないといけないし、それに各種メディアがさらに油を注ぐ。
昔に比べて、表に出る人は、ゴシップがあると相当な攻撃を受けることになっている。
これ、相当覚悟しておかないといけない。
TVの情報番組はもとより、各種ニュース記事のコメント欄、公開アカウントには手放しで攻撃してくるメッセージが送られ、チャリンチャリンと通知が鳴り止まない。
自分がそんなことになったら…と思うと、とても体がもたない気がする。
当人のやったことは、よくないこと・想像で言われていることなど精査してカタをつけるべきなのだけど、
日本中を相手にしないといけないネット環境に難しては、ちょっと気の毒に思う。
もう、もはや表に出る人は、それも織り込んで活動しないといけない時代になってしまった。
もう一つ気になったのが、スターの扱い。
これは、国分くんがトップタレントになって、パワハラ?を起こしてしまうような人になってしまったことだ。
昔から、スターと言われる人は、映画時代やそれ以前の時代から存在していて、いつもスターさんなどと言われて、まわりからチヤホヤされていたと思う。
これは、一般人が知っているものとは違って、スターのすぐ周りでは格段に違うと思う。
周りには、いつも付き人がお世話をするような人がおられたり、
TV局なら担当スタッフがペコペコ、スターの様子を伺い常に気を配っている。
以前見た、YMOの動画では、やはりスタッフがいてユキヒロ氏が何かポロッというと…
スタッフがすかさず「はい!え!…すぐ対処します!!」とピリピリしている現場の状況が流れていた。
これを見て、自分は、音楽やる演者のほうになりたいな..と思ったものだった。
今回の、パワハラ案件を見て思うのは、
こういった周りの環境が、余計にことの発生を助長していたのではないか?ということ。
実は、育ててしまった側面があるのでは?と。
TVの番組などは、”出してやる”と”出ていただく”という体裁がある。
国分くんなどのスターになると、当然”出ていただく”ということになる。
こうなると、番組側はスターに気を使い、サービスをし、おもてなし対応がどんどんエスカレートする流れ。
こんなだと、もともと控えめな性格のタレントだって、何年もその環境にいるうちに態度も次第に変わってしまうだろう。
仕事に関係ないちょっとしたことを頼んだり、ちょっとした願望を要求したり、
そのうち、機嫌が悪いとスタッフに当たってしまったり、
“スターさん”と、祭り上げられていくと、自然にその人の小さな国が出来上がっていく。
そこでは、あれはしてはいけない、こういう時はこれ…というふうに○○対応マニュアルなんてものが出来上がってしまう。
こうなると、スターさんは一国の主人みたいになってしまって、
自分のルールを周りに押し付けて支配しようとする傾向になるのかもしれない。
本人は、そんなこと思っていなくても、王国化はいつの間にか本人も気づかないうちに始まってしまう。
この状況だと、パワハラが起こってしまうのも仕方ないのかもしれない。
そこに放り込まれたら、だれだってそうなるかもしれない。
ここ数年は、大きな芸能事務所の解体があったり、ネットによる構造変更もある。
古い体制から脱却したり、システムを変更したりする機会に来ているのかもしれない。
(この記事はファースト書き殴りです。)