ロザンさんのYoutubeチャンネルを見ていて、こんな話を聞いた。
・最近の若い子達にとって、「8時10分前」とは「8時10分のちょっと前、8時7分」のことらしい…と。
これを聞いてなんとも驚いた。
まったく考えたことがない理屈。
なんで、8時10分前が、8時10分のちょっと前なんだ!?
この独特の解釈に、ちょっと幼稚さを感じるのはおじさんだからか?
・【衝撃】『8時10分前』って何時ですか? / ロザンの楽屋
しかし、小学校で時計の読み方習ったはずだけど…
何分前…までは習わなかったか…。
これを聞いて感じたのは、自分たちとは違う新たな解釈よりも、
社会の常識を勝手に塗り替えないでよ…ってこと。
また別のチャンネルでは、こんなことも言っていた。
最近の若い子達って…
・「了解」って漢字を使わないで欲しい。
・LINEに句点をつけないで欲しい。
・【30代女】気になるスレッズの話題を好き勝手に喋る会〜面白すぎてお腹が痛いです。/ KKFashion
これの理由は、どちらも言葉の印象が強すぎる…ということらしく、
「了解」は、漢字の印象がきつく感じる人が、必要以上に恐いと感じる。
「句点」も、バシバシと言葉を言い放って口調がきついと、傷つく人がいる。
ということでしょうか。
それで、やはり感じるのは、若い子達の繊細さと、その割に自分の要求を言ってくることです。
繊細さが悪いことだとは言わないのです。
でも、傷つく…と言いながら、言うことは言う..というアンバランス。
また、世代が変わって、新しい考え方や常識が世間を塗り替えていくのは仕方ないとも。
しかし…
上記のエピソードとは…、
部下が最近元気がないので気にしていたら、
部下から、
「LINEの文章に”。”って絶対につけないでください」
「怒ってるのかと思って、ドキドキしちゃいます」
と言われたというのだ。
これを聞くと、
・言葉の使い方ひとつにナイーブに反応する。
・それなのに、自分の生きやすいように周りを変更させようと、要求は出す。
・仕事のしきたりレベルのフォーマットより、個人の事情を優先し実際に要求する。
これ、自分の時代では、その程度なら抑えるところで、出すところはもっと重大な局面だった?気がする…
と、こんなことを感じるのです。
自分が会社に入った頃は、
まだ、仕事はできなくて、仕事を教えてもらっている時期。
これが2、3年経ってやっと、こなせるようになっていく。
当時は、27・28歳になってやっと利益を生み出せるようになる…と言われていた(記憶)。
だから、このような修行期間は、会社がまだ自分に投資している時期だから、
自分のことは横に置いて、会社・仕事のフォーマットに慣れる、覚える、身につける…という心構えだった。
私のような、全くもって勤め人として端っこにいた人間ですら、そう思っていた。
だから、今回のような、上司に文章の書き方を変えるように言ってくる若い人たちの言うことには、
うん?と、本能的に違和感を感じてしまうのだろう。
時代は流れていくので、そのうち自分のような感覚を持っている人はいなくなって、
句点を入れないのが一般的と思う人に置き換わるだろう。
そうなれば、なんの問題もない。
ただそれだけのことかもしれない。
でもその時、現在の「本」のような文書は廃れてしまうのだろう。
でも、現在のフォーマットは残すべきもののひとつなのではないか?と思うし、
それと同じような残すべきもので、新しい人の常識には置き換えない方がいいものって、あるんじゃないかな…と思うのでした。
今時の若い人(会社の新人とか)、意外にも主張してくるんだよね。。。